令和3年度 景観・いきいき写真コンクールの審査が、12月21日に大島まちづくり振興会事務局において行われました。審査員(花之屋写真店 九貫 聡様)が厳正に審査を行った結果、入賞者は次のとおりになりました。
なお、応募総数は59点(29人)でした。たくさんの応募ありがとうございました。
最優秀賞
[講評]
牛ケ鼻地内の鼻毛の池は、これまでにも撮影スポットになることが多かったが、池の水を払った一コマを捉えたものはなかった。湖底の濃紺色と照らし出された湖畔の紅葉、そして秋空とのコントラストが見る人を魅了する。
優秀賞
[講評]
保倉川に架かる古橋にレンズを向け、周囲の木々と調和させた渓谷感がある作品である。大島区の中心地に近い場所で、これだけの撮影地があるのに驚いた。
特別賞
[講評]
菖蒲地区秋祭り神輿行列の一コマ。構図や担ぎ手の表情から、坂を駆け上がってきた様子がうかがえる。祭りの楽しさの中にも真剣さが伝わってくる作品である。人物をよく捉えている。
[講評]
写真から、雪原の広がりと奥行きが感じ取れる。青空の下、白銀の世界に一歩一歩足跡を残す爽快感が伝わる作品となっている。
[講評]
日本の秋の原風景をよく捉えている。黄金色に輝く大イチョウと古民家の対比、手前の水田に映るそれらの景色が田舎感を醸し出している。
[講評]
大島区内に、これだけのカタクリの群生地があることを初めて知った。野山の一瞬の輝きをカメラに収めた作品である。大切に保存していきたい場所の一つでもある。
入選
【全体講評】
今回の写真コンクールの審査を依頼され、旧大島村役場広報担当で、現大島区総合事務所職員の協力を得て、テーマに沿った作品の選考を行いました。
今回は大島区外からの応募もあり、全体的に昨年よりもレベルが上がっていると感じました。ただ、人物の一部がカットされていたり、不要と思われるものの写り込みや撮影の意図が不明なものも見受けられました。
上位2点の作品は特に評価が高く、大島区の魅力を再発見できたことと思います。