令和4年度 大島区写真コンクールの審査が、11月9日に大島まちづくり振興会事務局において行われました。審査員(花之屋写真店 九貫聡さん)が厳正に審査を行った結果、入賞者は次のとおりになりました。
なお、応募総数は57点(30人)でした。たくさんの応募ありがとうございました。
■最優秀賞
早川里恵さん(大島区大平)菖蒲高原、秋
[講評]
秋の高原らしさを上手く捉えた作品です。一面のススキ、紅葉、池のバランスがよく、空の色やそこに浮かぶ雲の面白さもこの作品の魅力を引き立てています。
■優秀賞
髙橋澄恵さん(大島区大平)十日夜
[講評]
手前に狛犬を配したインパクトに加え、後方のろうそくが暗闇の中で浮き上がっている光景は、素晴らしいと思います。
狛犬左側のろうそく部分をトリミングすれば、さらに良い作品に仕上がったので、惜しい作品でした。
■特別賞
高橋 舞さん(大島区大平)木
田邊里美さん(大島区田麦)空と水と米と
川上賢一さん(大島区棚岡)花の六地蔵
小山貞衛さん(大島区板山)修行者来訪
入選
川上賢一さん(大島区棚岡)棚岡遠望
中條佑哉さん(大島区岡)寒凪
高野政一さん(大島区棚岡)ヤマユリ群生地1
贄川治樹さん(大島区牛ケ鼻)ブナ林の芽吹き
田邊里美さん(大島区田麦)食欲の秋
飯田善一さん(大島区菖蒲)菖蒲高原のススキ
岩野美子さん(大島区大平)緑あふれる板山不動尊
川上賢一さん(大島区棚岡)朝霧に霞む大平
【全体講評:九貫聡さん(花之屋写真店)】
今回の写真コンクールの審査を依頼され、大島まちづくり振興会長及び事務局長の協力を得て、テーマに沿った作品の選考を行いました。
今回は初めて応募する人も何人かあり、写真愛好家の底辺が広がったことを喜んでいます。
全体的に年々レベルが上がってきていると感じました。ただ、今回のテーマにそぐわない作品や撮影の意図が不明なものについては、審査対象から除外させていただきました。
入賞できなかった作品の中にも、構図を工夫したり不要なものをカットすることで入賞可能な作品が多くみられました。撮影する場合は、構図を変えて何枚か撮影することでよい写真が出来上がることがあります。撮影する意図を明確にすることで、良い写真が撮れると思います。