おおしまフォトコンテスト「はるとなつ」の審査が、10月7日に大島まちづくり振興会事務局において行われました。審査員(花之屋写真店 九貫聡さん)が厳正に審査を行った結果、入賞者は次のとおりになりました。(入賞以外の作品はこちら)
■最優秀賞
加藤広子さん(大島区棚岡)
作品名『天空鏡』
[講評]
空に浮かぶ雲と木々が鏡のように澄んだ水面にくっきりと映った景色がとても素晴らしです。そこに虫取り網を持った子どもが映りこんでいることで、さらに季節感や雰囲気を盛り上げているとても良い作品です。
■優秀賞
金子 武さん(浦川原区有島)
作品名『光芒と滝』
[講評]
うっそうと茂る木々の間から差し込む木漏れ日とその隣の滝から流れ落ちる水の躍動感をうまく捉え、初夏の雰囲気を表現したよい作品です。撮影者の技術の高さも伺えます。
■特別賞
田辺里美さん(大島区田麦)
作品名『棚田の夏』
高橋澄恵さん(大島区大平)
作品名『やっと来た!春』
早川丈夫さん(大島区石橋)
作品名『遅い春に待ちきれなくて』
■入選
佐野勝哉さん(胎内市大出)
作品名『眺望』
内山勝彦さん(大島区田麦)
作品名『ブナの森の新緑』
本山真子さん(大島区仁上)
作品名『棚田を越えて』
佐野真一さん(五泉市曙町)
作品名『高原の夕暮れ』
加藤広子さん(大島区棚岡)
作品名『ともだち』
佐野勝哉さん(胎内市大出)
作品名『晴天』
金子 武さん(浦川原区有島)
作品名『雪どけ待つ峠の里山』
【全体講評:九貫聡さん(花之屋写真店)】
今回の作品のほとんどが風景写真でしたが、もう少し人物を入れた写真もあったほうがよかったように思います。その点、最優秀作品は風景と子どもがお互いを引き立てあった作品に仕上がっていました。また、大島区ではよく話題になる蛍の写真がなかったのも残念でした。
早朝から夕暮れまでの時間帯に撮影した作品が、同じ様な場所でも違った表情の風景を表していました。夜の風景があってもよかったと思います。
今回は写真のレベルに加えて、テーマ(大島区の春や夏)に沿った写真かを審査の対象として選考させていただきました。今後も素晴らしい作品を期待しています。